象牙らしい自然な色合いです。象牙の外側に近い部分から採られた印材で、極上品と比べると少し目の粗い素材になります。側面には繊維的な縞模様が見られ、頭部にはやや粗めの縞模様が見られます。
芯の回りで最も目が細かく揃った所から作られ、象牙の中でも最も綺麗な白色をしています。よく見ないと年輪が見えないほど目が細かく詰まっているのが特徴。数ある象牙の中でも肌理の細やかさと耐久性では最高の素材です。
「太陽の輪」という意味です。縁起が良いと珍重されています。象牙の中でも最も希少価値が高く最高級素材と言われています。木目のようなシマの濃い象牙からしか取れず、通常は象牙に沿って縦に印材を取りますが、芯を中心に横に取る為、そのシマが印鑑の側面に芯を中心にして何重もの丸の模様になっている大変貴重で美しい印鑑です。
一流の象牙工芸職人が彫刻した逸品です。永年使うほどに手になじみ、象牙特有の美しい光沢が出てくる高級感あふれる正に一生物の印材です。ワシントン条約により輸入制限されているため、希少価値からも最高と言えます。